恐慌時代のキャメル
 
1930年当時のアメリカはまさにタバコ大国でした。その市場はわずか4ブランド(キャメル、ラッキーストライク、チェスターフィールド、オールド・ゴールド)で91%を占めていたのです。
大恐慌下にあってもアメリカ人はタバコを吸いつづけ、市場は拡大の一途をたどります。

この時代、アメリカ人の生活はラジオとともにありました。ラジオが普及したせいもありますが、深刻な経済情勢のなか、お金をかけずに自宅で楽しめる娯楽が必要だったからです。
さらに1932年、フランクリン・D・ルーズベルトによってラジオ人気は不動のものになります。ルーズベルトはこの年、国民が一丸となれば経済危機を乗り越えられると、有名な演説をラジオから訴えたのです。広告会社はこの期を見逃しませんでした。
 
トップブランドはキャメルだったが、
チェスターフィールドも人気を集めていた。
ラッキーストライクとキャメルは
シュア争いを繰り広げた。
恐慌下にあってもタバコ市場は拡大の一途をたどった。
1930年当時、アメリカはタバコ大国。
経済危機にもかかわらず、広告媒体は発展した。
 
 
当時、ラジオ番組の質はコマーシャルの力に大きく左右されていました。キャメルがはじめてスポンサーとなった番組は1931年の「キャメル・プレジャー・アワー」。音楽と政治思想トークを組み合わせたCBSのバラエティショーです。1934年には「キャメル・キャラバン・ショー」がスタート。この番組は1937年からスイングミュージシャンのベニー・グッドマンのパーソナリティーに据え、ボブ・クロスビー、サビア・クガートといった有名ミュージシャンからも最高の音楽番組とお墨付きをもらっています。
1930年代にはラジオ広告の他にも、キャメルならではの愉快なキャンペーン"It's fun to be fooled
but It's more fun to know・・・”(だまされるのは楽しい、でも真相を知ればもっと楽しい)で大衆にアピールしました。手品の種明かしを写真や漫画にして雑誌に掲載するというシンプルな趣向です。つまり、上質なタバコであるキャメルブランドにはタネも仕掛けもありませんというわけです。
 
ラジオ番組「キャメル・キャラバン」のパーソナリティ、ベニー・グッドマンとボブ・クロスビー。
ラジオ広告の他にも、キャメルならではの愉快なキャンペーン "It's fun to be fooled,but it's more fun to know・・・”
(だまされるのは楽しい、でも真相を知ればもっと楽しい)で大衆アピール。
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